今回は私がボランティアを通して感じた「日本の深刻な問題」について１つ書きたい。
これはあくまで自分の体験談であり、ふと思ったことだけど。
日本人は日本以外のクラウドファンディングに非協力的すぎるということ。
まずはクラウドファンディングとはなんぞやと言う方に。
クラウドファンディング（英語: Crowdfunding）とは、不特定多数の人が通常インターネット経由で他の人々や組織に財源の提供や協力などを行うことを指す、群衆（crowd）と資金調達（funding）を組み合わせた造語である。 ソーシャルファンディングとも呼ばれる。
今回はただそれだけを言いたい。
https://readyfor.jp/awards/oftheyear2016より
https://schoo.jp/class/623より
本題に戻りたい。
僕はイタリアに2ヶ月間難民支援ボランティアに参加していた。
caminiと言う小さな街は、難民の人が100人、現地の方が100人ほど一緒に暮らしており、
みんなが家族なような存在で働きながら暮らしていた。
しかし、図書館やカフェのような場所がなく、勉強場所が少ないことに気づいた。
留学の目的は「難民の子供達の夢や希望を叶えられる世界にする」なので、
「難民の子供達がもっと勉強に集中できる場所を作りたい！！」と強く思うようになった。
そこで図書館兼ネットカフェを提案し、その資金を集めるため
JustGivingという海外のクラウドファンディングを始めた。
今現在も続けていて、8人の方に寄付をいただき158€を集めることができた。
このお金は今Projects Abroadを通して直接caminiに届けられる。
この資金を集めるためにFacebookを通してシェアをお願いしたり、
寄付の呼びかけをしたりした。
この資金が集まるのに1ヶ月以上はかかったかな。
決して多くはないけど、自分が立ち上げたクラウドファンディングで
少しでもcaminiの力になれているのはとても嬉しかった。
ちなみにこれね。
しかし、南アフリカに来て、ある一人のボランティアが同じように
クラウドファンディングを始めた時僕は衝撃を受けた。
彼女の立ち上げたクラウドファンディングは
たった1週間も経たずに約300$寄付されていたのだ。
これは彼女に友達がとても多いわけでもなく、
FB以外の特別なシェアの方法をしたわけでもない。
さらにクラウドファンディングのページは英語で書かれているが
彼女の国は英語が母国語ではない。
彼女はまだ19歳で大学にもまだ行っていない。
彼女のクラウドファンディングのページをみると、
11人も寄付者がいて、その金額も大きい。
振り返ってみると、caminiの場合も寄付していただいた
8人中5人は日本人ではなかった。
これらのことから考えられることは、海外の人は母国のことでなくても
かなりクラウドファンディングに協力的であること。
それに比べ、日本人はクラウドファンディングに
慣れていなく、遠い国のことは自分たちには関係ないと思っているとしか考えられない。
僕からすると、外食一回分我慢してクラウドファンディングに
寄付することくらいできるのになって思ってしまう。
お酒やタバコもいいけど、それにお金をかけるなら
1ヶ月に一回くらいクラウドファンディングに寄付する癖をつけるとか。
友達が立ち上げたのにはちょっと協力してみようかなとか。
僕はその思いでいろんな活動に寄付してきた。
寄付というかある意味「投資」に近いかもしれない。
まあ、正直嫉妬なんだけどね笑笑
そんな感覚で今の日本人がクラウドファンディングに
もっと協力的になってくれることを願ってます。
と言うことで僕が今活動しているVillage Heights Community CentreというNPOでも、
「タウンシップの子供達に夢や希望を届け、可能性を広げる」をモットーに
たくさんの活動を始めています。
その資金を集めるためにクラウドファンディングを立ち上げました。
このブログをどれくらいの人が読んでいるかわからないですが、
少しでも想いに共感して、協力してみようと思った方はぜひお願いします。
まだ始まったばかりの活動で、小さなNPOですが。
Village Heights Community Centreのホームページはこちら：https://katanakah.wixsite.com/villageheights
今回はこの辺で！！
またねー！！
